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鹿児島県
指宿市
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指宿市
砂むし温泉をはじめとし、約1,000カ所もの源泉を有する温泉天国。幕末の歴史を偲ぶ観光スポットも点在しています。
指宿市は幕末時代の裏の歴史を物語るまちです。西側には九州最大のカルデラ湖「池田湖」、その南には薩摩富士の名で親しまれている「開聞岳」。風光明媚なこの地を“西郷どん”こと、西郷隆盛もこよなく愛したと言われています。
薩摩藩を率いて、明治維新を成し遂げたにもかかわらず、新政府と決裂し、下野した西郷隆盛は、鹿児島に帰ります。その時期に13匹の犬を連れて市内の鰻温泉に約1カ月間滞在し、疲れを癒しました。そしてもう一人、西郷隆盛ら新政府軍に働きかけ、江戸城無血開城に大きな役割を果たした篤姫にとっても、指宿は思い出の場所。幼少期を、生家である今和泉島津家の別邸で過ごしたようです。
指宿市の「砂むし温泉」は、浴衣を着たまま、浜辺に横たわり、海岸から湧き出る温泉の熱で温められた約50〜55度の砂をかけて発汗を促す入浴法。波の音を聞きながら、しばらくすると全身から汗が吹き出し、気分爽快。体の芯までじっくり温まることができ、心身をほぐしてくれる温泉です。
西郷隆盛が所有していた懐中時計や西南戦争を描いた版画など、当時の様子がうかがえる貴重な品々を多数展示しているのが「薩摩伝承館」。薩摩金襴手(きんらんで)と呼ばれる金彩の薩摩焼など、世界各地に輸出され、里帰りした陶磁器などのコレクションは必見です。
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