ピックアップ自治体 愛媛県砥部町


清らかな山河に恵まれた、窯元が集まるアートの里。
伝統と未来をつなぐ砥部焼のふるさと。

江戸時代に、砥石を切り出す際に出る大量の砥石くずを器の原料に使ったのが「砥部焼」の始まり。砥部町は砥部焼の産地で、窯元が八〇ほどあり、焼き物の里としての風情にあふれています。民藝運動で有名な柳宗悦がその「用の美」を高く評価したことで、現代でも砥部焼の魅力が受け継がれ、全国に多くのファンがいます。

砥部焼(梅山窯)
1882年に開窯、砥部で現存する中で最も歴史がある窯元です。砥部の材質を生かして、普段使いできる美しい器を作っています。あたたかみのある白磁の器に、深い藍色と色絵で描かれた文様が特長です。
愛媛県砥部町を代表する特産地・観光地

紅まどんな
愛媛県生まれのオリジナル品種の柑橘、ゼリーのような食感の「紅まどんな」。紅い果肉を一口食べると甘い果汁と香りが口の中いっぱいに広がりジューシー、とろけるようなおいしさです。上下半分に切ってからくし形に切るスマイルカットでどうぞ。

砥部焼聖火台
モニュメント
砥部町出身の大森研一監督が砥部町を舞台に撮影した映画「未来へのかたち」に登場する、砥部焼の聖火台モニュメントが2021年5月にお披露目されました。高さ約4メートル、直径約1メートルで聖火台の炎をイメージしています。

窯元めぐり
江戸時代から続く焼き物の里・砥部には、80ほどの窯元が点在しています。清らかな里山をのんびりと回りながら、作業場や窯を見せてもらったり、窯元さんと話をしたりして、お気に入りの器を見つけてみませんか。