ピックアップ自治体 岐阜県 関市
緑濃き山々と清らかな川に育まれ、
700余年受け継がれた刀鍛冶の技
刃物のまち関市
日本のほぼ真ん中に位置し、緑あふれる森に囲まれ、清流に恵まれた岐阜県関市。鎌倉時代に始まる700年余りの歴史と伝統を誇る「刃物のまち」として、世界に知られています。また、透明度の高い長良川では初夏から晩秋まで県魚の鮎が獲れるほか、奈良時代からの古式ゆかしき伝統漁法「鵜飼」も受け継がれています。
日本一の刃物のまち関市名刀から
現代の刃物まで
刃物製品出荷額全国1 位の関市には約300もの刃物関連の事業所があり、専門分野を分業することで、品質の高い刃物づくりを行っています。
株杉の森
21世紀の森公園内には、1本の株から新たな芽が出て何本もの幹が伸びている株杉が70 株以上群生しています。全国的にも珍しく、自然の雄大さを感じさせるスポットです。
小瀬鵜飼
奥長良川県立自然公園内「小瀬の里」では、5月11日〜10月15日の約5カ月間鵜飼が行われます。漆黒の闇の中、篝火の灯りを頼りに鵜と鵜匠が川面で繰り広げる伝統漁法は、はるか昔にタイムスリップしたかのようです。
モネの池
根道(ねみち)神社境内にある名もなき池は水の透明度が高く、底まではっきり見えます。睡蓮の下を鯉が優雅に泳ぐ様がフランスの画家クロード・モネの代表作「睡蓮」に似ていることから、いつしか「モネの池」と呼ばれるようになりました。
刀匠のスタミナ源「うな丼」はソウルフード
鎌倉時代からこの地に多く移り住んだ刀匠たちがスタミナ源として食べていた鰻が、食文化として定着。行列店が多く、東海一美味しいとも言われています。