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滋賀県

東近江市

琵琶湖の東に広がる
近江商人のふるさとをゆく。

世間によし、商売によしは
近江の道から。

鈴鹿山脈の森林と
琵琶湖岸まで広がる田園が
美しい景観を生み出す
のどかな環境。近江商人の
ふるさとのひとつとして、
全国に知られています。

地図

おすすめ情報東近江市のホットスポットをご紹介!

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外村繁邸(とのむらしげるてい)
外村繁は、昭和10年『草筏』で芥川龍之介賞候補となり、昭和13年には、池谷信三郎賞を、昭和31年『筏』で野間文芸賞を受賞した、滋賀県を代表する作家です。
小説を書いていた小座敷から庭を眺め、当時に想いを馳せることができます。

社会の発展を願った近江商人の心の拠り所

 三重県桑名市から東近江市を抜け、近江八幡市を結ぶ国道421号。鈴鹿山脈を越える国道で別名「八風街道」といい、伊勢と近江を往来した、近江商人のルーツである中世の商人の通商路のひとつでした。近江商人とは、近世から近代にかけて活躍した滋賀県出身の他国稼ぎの商人たち。その土地に根付いて人々の信頼を得ることを信条とし、天秤棒1本から財を成して、その名を全国に轟かせました。安土城の東側、繖山の麓に位置する東近江市の五個荘地区は、そんな近江商人ゆかりの地。
近江商人の里では、「三方よし」という言葉がよく聞かれます。『三方よし』とは、『売り手によし、買い手によし、世間によし』という彼らの経営哲学を表す精神です。東近江市にある「近江商人博物館」に立ち寄ると、映像やジオラマ展示を通して、その商法や家訓、暮らしぶりがよくわかります。

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ぶらっと五個荘まちあるき
例年9月下旬に五個荘地区で開催。歴史ある町並みを明治・大正時代の衣装を身に着け練り歩く「近江商人時代絵巻行列」や普段は非公開の商家や社寺に伝わる家宝などを見ることができます。

自然に囲まれ、たたずむ五個荘の
近江商人屋敷

 近江商人たちは全国に商いを広げ、五個荘に本宅を残したため、重要伝統的建造物群保存地区の五個荘金堂地区などでは、白壁と舟板塀の商人屋敷が立ち並んでいます。製糸業で大成した藤井彦四郎邸のほか、外村繁邸、中江準五郎邸、外村宇兵衛邸では、近江商人の生活を五感で感じていただけます。

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藤井彦四郎邸
藤井糸店を創業し、財を築いた近江商人・藤井彦四郎の邸宅。広い屋敷内には、自身の構想による琵琶湖を模した池泉回遊式の庭園をはじめ、主屋、客殿、洋館、土蔵が立ち並んでいます。
※通常、夜間の公開はしておりません。

全国に各地の産物を広め、
いまに続く近江商人の知恵

 近江商人は、本店や全国の支店の間で各地の産物を流通させ、現代の商社活動の原点ともいえる商法を確立させました。これを「諸国産物廻し」と呼び、幕府献上品だった近江牛もそのひとつです。また、ろくろで椀や盆の木地を加工する木地師も東近江市がふるさとです。

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木地師資料館
館内には、木地製品や氏子狩帳、往来手形などの古文書類の数々が展示されています。

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