〈特集〉生産者に会いに、あのまちへ

地域の生産者に作り手としてのこだわりや、今後の展望、ふるさとへの想いをインタビュー。ふるさと納税お礼品の魅力を、作り手の想いと共に紹介します。

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肥後あゆみの会 代表 
澤村輝彦氏

熊本県宇城市不知火町を拠点に、環境保全型農業と有機栽培、自然農業に取り組む「肥後あゆみの会」を結成。5ヘクタールの農場で年間約10万本のトマトを育てながら若手の育成にも尽力。

1個のトマトから
日本の農業の未来を変える。

 宇城市は昼夜の寒暖が激しく、おいしいトマトができます。この恵まれた環境を活かしながら、より糖度や旨みが濃いトマト作りを目指した結果、有機農業に辿り着きました。有機農業は自然との戦いです。天候を窺いながら、トマトが何をどれだけ必要としているのか、どうしたらおいしくなるか、毎日手探りで40年。土の中にも生き物がたくさんいて、それぞれに役割やバランスがあるので、負荷をかけないように、自然のものだけで堆肥を作ります。見えない世界まで突き詰めるのは難しいけれど、おもしろいです。

 こうしてできた、こだわりのトマトのおいしさを、いつでも気軽に楽しんでいただけるように、贅沢にジュースにしてお届けしています。ふるさと納税で、本当のトマトの味を知ってもらえたら、有機農業の理解が広まる。後に続く農家が増えて、地域全体で取り組めれば、日本の農業の未来に光が差します。次の世代の子どもたちに健やかな大地を残していきたいです。

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イメージ画像 有機栽培のトマト100%の
トマトジュース。
甘みと旨みが濃く、
後味が爽やかです。

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松本水産 代表 
松本岩男氏

若狭町で、ふぐ料理宅配専門の「松本水産」、民宿「翁館」を経営。同館は、旧三方町(現若狭町)で、早くからふぐ料理の提供を開始。「若狭ふぐ」は、地域団体商標として登録され、県内外で高い評価を受けている。

工夫や努力を重ね
品質の良いとらふぐを提供。

 若狭湾では、昔から春先に天然のとらふぐが、定置網にかかっていました。とらふぐを養殖することで、価値を高め地域の特産品にできないか、という思いのもと、率先して養殖に取り組んできました。今ではここ若狭町は、国内最北のとらふぐ「若狭ふぐ」養殖の産地となり、若狭町をはじめ嶺南地域の多くの民宿で、ふぐ料理を提供しています。「若狭ふぐ」は、越前がにと並ぶ「ふくいブランド」として、地域団体商標にも登録されています。
「若狭ふぐ」の特徴は、なんといっても歯応えと噛むほどに感じるほのかな甘み。他の地域に比べて低水温の冬を過ごすことで、よく身が締まり、旨みを十分に蓄えるのです。

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 若狭町は、豊かな漁場が魅力です。ふるさと納税をきっかけに、若狭町に興味をもっていただき、実際に来ていただけたら嬉しい。これからも日々試行錯誤しながら、満足いただける「若狭ふぐ」をお届けしていきたいです。

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イメージ画像 若狭の冬の味覚「若狭ふぐ」は、
肉質の良さが格別。
上品で奥深い味が楽しめます。

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Meat you 代表 
上久保博美氏(写真右)

指宿市の畠久保牧場と上久保畜産では、約5,000頭の黒毛和牛を飼育。全国各地で開催される和牛の品評会で数々の賞を受賞。〈Meat you〉では、A4ランク未経産牛を「黒毛姫牛」と商標登録し、全国各地へ販売している。

牛のことはひと目で全て分かる。
健やかな命を育む 3 6 5日。

 祖母の代に5頭から始めた牛が、今では約5千頭。牛はとても繊細で性格も様々なので、ストレスを与えないように、一頭ずつ個性を見極め、こまやかな気配りをしています。餌は穀物中心の自社配合にこだわり、牛の食欲を観察しながら、健康状態を徹底管理しています。また、牛たちがなるべく自由な状態でいられるように、鼻環も付けていません。「牛の命を預かるところ」という思いのもと、日々大切に育てています。愛情を注いだ分だけ、牛たちはちゃんと応えてくれますから。

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 黒毛姫牛は旨みが凝縮された赤身が特徴。作り手の私たちが食べても、「おいしい」と思う自慢の味です。お肉が苦手なお子さまが食べられるようになったというような、嬉しいお話もいただきます。温暖な気候と広大な土地に恵まれた鹿児島は畜産が盛んです。自慢の黒毛姫牛をお礼品としてお届けできるのは、とても光栄なこと。皆さんに喜んでいただけることが、牛の飼育に励む地域にとっても大きな力になります。

イメージ画像 畠久保牧場 取締役社長
有馬裕介氏

イメージ画像 未経産の牝牛でA4ランクのみを
選んだ黒毛姫牛は、甘みのある
脂身とキメの細かな赤身が特徴です。

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