ピックアップ自治体
加賀市
加賀市
「山代」、「山中」、「片山津」の温泉は、
加賀温泉郷として知られ、湯治客が集まります。
また九谷焼や山中漆器に代表される
風雅な文化や、地元産のズワイガニが
味わえる「橋立(はしたて)」など、
癒やしや美食、文化を体験できる人気の観光地です。
霊峰白山と日本海を望む加賀市は、山と海の幸が豊富に揃う美食の宝庫。市内の橋立漁港では、年中、豊富な魚種が水揚げされますが、冬の味覚はなんといっても、ズワイガニ。「加能ガニ」と呼ばれる石川県産ズワイガニの中でも橋立港産のものは旨みが濃く、味噌がたっぷり詰まっており、格別のおいしさです。
加賀市の中心部にある大聖寺は、加賀藩の支藩・大聖寺藩の城下町として栄えた、歴史と伝統文化の息づく町です。茶道、能楽、生花等の芸事が庶民に浸透。江戸時代からの町並みが残り、しっとりとした落ち着いた雰囲気が漂います。
3つの温泉を有する加賀市は、北陸を代表する温泉地。「古総湯」(こそうゆ)と呼ばれる共同浴場が中心の「山代温泉」は、食通としても名高い北大路魯山人や歌人の与謝野晶子など、多くの文人墨客に愛された屈指の名湯です。
山側には、鶴仙渓と呼ばれる渓谷が美しい「山中温泉」があり、松尾芭蕉が奥の細道行脚の途中で湯浴みに訪れた足跡が多数残っています。また、柴山潟の湖畔から望む白山連峰が美しい「片山津温泉」も風光明媚で、観光スポットが充実しています。
前田家の庇護のもと、伝統工芸が根付いた加賀。360年以上の歴史を持ち、器全体に色鮮やかな描き込みを施した「九谷焼」。天然木を使ったろくろ挽きの器が美しい「山中漆器」などが知られます。
石川県
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